この頁は再構成いたします。奇クの分譲品リストを辿っておりますと、高い確度で作品の推定が出来そうです。それが終わるまでは、常に「工事中」という事になりますがご容赦ください。(2022.7.31)
画像は全てスキャン済みでしたので、絵画の特定と解説の掲載のみで、意外に早く再構成を終えることが出来ました。
次は、196の続きを掲載します。
196)が終わりまして、この頁は引き続き大中判マゾ写真を掲載するつもりでおりましたが、最初の数枚で、これは修整に時間がかかりすぎると判断いたしました。ネガに指紋がベッタリ付いているようで、鑑識に持っていけば人物が特定できそうなくらいです。
予定を変更して司馬孝氏の奇譚クラブ時代と思われる絵画を、非常に良い状態でカメラコピー(多分マミヤC105mm)し大中判にプリントしたものをご覧いただきます。原画は間違いなく直接描かれたもので、印刷物からのコピーではございません。
197) 01~05 (なみ)(かん)「涙のダイヤモンド」
1957年7月号p.164 でアナウンスされました「涙のダイヤモンド」です。
1枚目が本誌p.5の口絵、という実験的な試みで、それに続く5枚が2枚+3枚の2つの組に分けて売り出されました。
197-00 涙のダイヤモンド(1枚目)口絵
一連6枚の絵物語ですのに1枚目が発売されませんでした。1957年7月号の口絵を掲載しておきます。p.164 の解説は以下の通りです。
<口絵解説><責画分譲>
涙のダイヤモンド
甲斐仁参案
涙のダイヤモンド
(1) 地下の拷問室 [197-59]
香港…………。白系ロシヤ人が経営する宝石店に勤めている日本娘は、恋人の入院費欲しさに自分の受持のウインドーからダイヤを一つ盗み出し、露見した時の身体検査の用心の為に、そっとそのダイヤを嚥み込んでしまった。その日ほ顧客しか来店しなかったので閉店後の柵卸の際、嫌疑は必然的に彼女の上にかゝつてきた。服のポケットから縫目は勿論のこと、下着についても綿密な身体検査が行われたが、当然のようにダイヤは見つからなかった。
屈強の店員達に護られた日本娘は、マダムの別邸へ連行された。身体に傷痕を残したりすると、不法監禁や傷害などの証拠を操られるのを嫌った彼等は、娘に厚い革の手袋をつけさせ、その上から頑丈な手鉄をキッチリと飲め、目かくしをつけさせた上、自動車に乗せて来たので、彼女は何処に運ばれて来たのか、知る由もなかった。ヒンヤリと冷たく漂う地下室の空気に娘は思わず戦慄した。部屋の壁には、数々の責道具が、鈍い光りを放って並べられてあった。-<本号口絵参照>-
197-01(かん)(2)伸し責
目かくしを取られた娘は、先ず拷問台のトに仰向けに浸かされ、手錠のまゝ両腕を固定された。恐怖に指をひきつらせた足首にも、分厚い革帯が巻かれ、その上に大きな足枷が附けられた。合図と共に歯車が廻転し、足枷についた鎖はギリギリと巻き上げられていった。手足を引抜かれるような苦しさに、娘はカッと目を見開き、真珠のような歯の聞から玉切る悲鳴が絞り出された。
167-02(かん)(3)苦悶のコルセット
数度の悲鳴が地下室の壁にこだましたが、それでも、ダイヤの行方を云わない娘は、素肌の上に革のコルセットを嵌められ、ベルトでキッチリと締められ、更に乳房からウエストまで太いロープが巻きつけられた。それだけでも息がつまり、内臓が口から飛び出すかと思われるくらい苦しいのに、その間に太小棒が差し込まれ、男の力でぐいぐいと締め上げられた。娘は目を閉じ、呻めき声を上げながらも、この残酷きわまりない拷問と戦ったが、血が頭に昇ってガンガンと耳鳴りがして胃袋や乳房を捻じきられるような激痛にたえかねて、遂に自分が嚥み込んでしまったことを白状してしまった。
197-03(なみ)
(4)胃の洗滌 娘は必死になって許しを乞うたが、彼等に情容赦なく手取足取りされて、黄白い肉体を梯子の上に仰向けに固定されてしまった。両腕は後手に梯子の下で縛られ、両足首はそれぞれ梯子の桟に縛りつけられた。 鼻をつまみ上げられ、息苦しさに思わず開いた口から鉗子で舌が挟み出された。「あゝゝゝ」と咽喉の奥で驚きの声を出したときにほ、す早く太いゴム
管が口の中へ挿入されていた。吐気を催す不快感に絶えず呻めきの声を放っていたが、その蛇のようなゴム管は咽喉の奥から食道を伝って、グングン胃の中まで送り込まれていった。
ゴム管の端に附いた漏斗からは、幾杯もの水が次々と注ぎ込まれ、胃が水で一杯になるとゴム管を引き出し、梯子を逆さに立てゝ水を吐かされる苦しさ。マダムは、梯子の一端を吊り上げる縄を握って、この胃洗滌の光景を、ダイヤはまだ出ないか、と凝視し続けている。飲ませては吐かせ、吐かせては飲ませしたが、娘は、苦しさに乳房や腹部を波うたせるだけで、遂に目的のダイヤは出て来なかった。
167-04 (なみ)(5)ヒマシ油責 
娘が嚥み込んだダイヤは、早く排泄させねばならない。胃洗滌で効果がないとわかったマダムは、娘の手足を、奇妙な椅子に縛りつけさせた。尻当てのない骨ばかりの罪の椅子に全裸のまゝ坐らせられた娘ほ、店員達の手で、ヒマシ油責めにかけられる事になった。
下剤を飲ませようとするが、頑強に口を結んだ彼女は、瓶の口を拒み続けた。怒ったマダムは二十CCの浣腸器の先にゴムのスポイトをつけたものを持って来させ、彼女の鼻腔から大量のヒマレ油を胃の中へ送り込んだ。
やがて、ダイヤは罪の椅子の下へ、彼女の糞便と共に排泄されてくるだろう。
167-05(かん)(6)浣腸責 
下剤による排泄の強要も、彼女の必死の辛抱によって、急激にその効果を現す様子もなかった。痺れをきらせたマダムは、男たちに命じて娘を拷問台に縛りつけさせ、イルリガートルを用いて浣腸させること虹なった。娘は懸命に拒むが、身動き出来ず縛りつけられているので、遂に多量の冷たい石鹸液が体内に奔流のように注ぎ込まれた。
やがて、この日本娘の哀れな意志を完全に
無視して、便器の中に多量の屎尿が音を立てて排泄した。見よ、その糞尿の中には、燦然と輝やくタイヤモンドが発見された。
この時を境として、可憐な日本娘は、罪の償いとして、嗜虐的なマダムの手によって、屈辱の調教と激しい折檻に泣き濡れるのであった。
なお、司馬孝氏は、こういう絵物語をこれ以前に多く手掛けられていました。
私も数十点どこかにダウンロードしてあるのですが、どこへ行ったのか? 羊皮やゴムはまだ少なく、包帯、ギプス、脊椎カリエス用のコルセットなどが多かったように記憶します。まだ戦争中の屍体が転がっている記憶が残る中で、美しく自由を奪うという文化的な創作には繋がらなかったのかも知れません。
そう、SMなんて平和な時代じゃなければ精神的に受け入れられない世界なんですよ。ウクライナ現地の人々に見せても、顔をそむけられるだけだと思いますね。もっと酷い現実を見、におい、聞いていらっしゃるのですから。
戦後12年。その体験を経て生き残っている人々には、記憶じゃなく紛れもなく現実の世界だったんだと思います。
美濃村晃氏が「月刊スパーク」に6年近くにわたって戦中戦後のSM読み物を発表なさいました。(写真は伊藤晴雨師グループから濡木・椋スタジオまで多彩ですが) これは娯楽作品でずいぶん脚色されていますが、それでも戦後40年かかっているんです。お遊びに書いて笑い飛ばせるようになるにはね。昭和28年から32年ごろ。娯楽創作とわかっていても、つくるには何か心の引っ掛かりがあったのかも知れませんね。ここでは「日本娘」という言葉にこだわりを感じます。
197) 06~10 (えに)「花と蛇」画集
1965年1月号 p.4 に4組の司馬孝氏の絵画を大中判にプリントした写真が発表されました。(えに)(えほ)(えい)(えは)と4組ですが、その惹句がすごい。
四馬孝画「倒錯美絵画集」大中判印画紙極鮮明焼付秘蔵版画集
今まで発表しました四馬孝描く分譲画集の好評に刺戟されて、ここに三度、口絵として掲 載できない各傾向マニヤ待望の秘蔵版を追加発表いたします。
「各傾向マニア」ねー。
最初にご覧いただくのは「花と蛇」画集 大中判5枚1組1,000円 略号(えに)です。
197-06 京子に芸を仕込む鬼源(えに1)
椅子の上に立縛りにされた京子は、坐りもならず歩きもならず中腰のま患鬼源に美しい鼻を摘ままれて可愛いい口を開けた。
197-07 静子令夫人の汚辱(えに2)
豊かに脂づいた輝く裸身を床の上にじかに投げだした静子の顔に嘗ての使用人であった川田の汚れた足がべったりと掩い、気高い鼻を足の指で弄ぶのだった。
197-08 擽り責めにあう美津子(えに3)
両手を揃えて吊られた美津子は腋の下を男の目の前にさらけ出して、ハケでそろりそろりと擽られる全身燃え上るような擽ったさ。
197-09 片足挙げ縛りにされる桂子(えに4)
鉄平石を敷いた冷ややかな土間に身動きもできぬ厳しい後手の高縛りで片足を挙げさせられた桂子は、さっきからたまらない激しい尿意と必死に戦っていた。
197-10 粗相を強要される京子(えに5)
恥しいオシメカバーをはかせられた京子は、その中へ粗相をせよといたぶられる。限界まできた排泄を耐えている京子の苦悶。
197) 11~15 (えほ)「女体吊責め特集」
197-11 弓吊り口-ソク責め(えほ1) 両手と両足をそれぞれ左右に振り分けて弓なりに反るように吊られた女体の背中には、数本の火のついた蝋燭が立てられている。
197-12 エビ縛りの吊り(えほ2)
揃えて括られた両足首が顎につくほど折り曲ったエビ縛りのまま背中と鼻の先とで宙高く吊り下げられた女休の嗜虐的な美しさ。
197-13 股間縛り吊り(えほ3)
一本の棒のように頭から足首までガンジガラメに縛られた女体の
タテに掛った股間縛りの縄で高々と吊り上げた素晴しい吊責め。
197-14 舌の先吊り(えほ4)
炭火がカンカンにおこった石油缶の上に両手を吊られた美女の舌の先を挟んでじりじりと吊り上げてゆく。上と下か同時に責められて、尚美しさを失わぬ女性。
197-15 鼻孔吊り(えほ5)
太いシュロ縄で後手首縄股間縛りで吊られた止夫女の鼻孔に通した鐶を吊って、女の顔を上へ向かせる素晴しいシーン
197) 16~20 (えい)「浣腸と排泄画集」 197-16 恐怖の浣腸台(えい1)
身動きもできぬように四肢を固定することのできる浣腸台に据えられた美女は恐怖の眼を大きく見ひらいて、目の前に釣ってあるイガートルをにらんだ。
197-17 浣腸のあとの楽しみ(えい2)
たっぶり浣腸液の御馳走を与えた上で、両足をいっぱいにひろげて吊られた美女。男はそのあとの楽しみでわくわくとしていた。
197-18 百CCの浣腸(えい3)
ガラスのシリンダーでグリセリンを注入した男は、床の上に敷いたビニール布の上に美女をかがませて時の経つのを待った。
197-19 塩水をヤカンで飲ます(えい4)
後手に縛られた美女は、只男たちのなすがままだった。鼻をつままれ、開けた口には塩水がヤカンから無理矢理注ぎこまれた。
197-20 排便を耐える美女(えい5)
両手を万才の恰好で吊られているので、もうどうすることも出来ない。煮えくりかえるような便意が彼女の全身をふるえさせる。
197) 21~25 (えは)「美貌汚辱と鼻責」
197-21 鼻をなぶる(え
は1) いい恰好の鼻だなあ、と両手の自由のきかない美女の顔を左手で抱え込んで、右手の指で女の鼻を粘土細工のように弄ぶ。
197-22 「
鼻毛を抜く」(えは2)
美しい女の鼻の穴を上向けさせて一本一本楽しみながら、ゆっくり鼻毛を抜いてゆく。これで五本だなあ、あと何本抜けるか。
197-23 「口中をほじくる」(えは3)

可愛いい子だ、おとなしくしているんだよ。禿頭の男は棒の先で美女の口中をさぐる。可愛いい舌に真白い歯。咽喉の奥まで老人の触手は隅なく腔中をほじくる。
197-24 「泥絵具の

顔」(えは4)
お前の美しい顔は、俺のカンバスだ。白いすべすべした女の命である顔面に、男の手にしたチューブから赤の泥絵臭がべっとりとつけられる。鼻から口へかけて。
197-25 「ラーメンを食わす」(えは5)

仰向けに縛られた美女の顔の上に、男は箸にはさんだラーメンをのせる。口から溢れて鼻の穴へまで入りこんでゆく。
197) 26~30 (えと)「倒錯美緊縛画集(美女のいけにえ)」四馬孝画
1965年4月号で発表されました。四馬孝画伯の多分最終分譲分だと思います。
大中判印画紙焼付 五枚l組一〇〇〇円 略号(えと)
197-26 一、女体解剖台(えと1)
黒くて冷たいレザー張りの台上に逆エビ縛り首縄姿で載せられているのは、齢二十才の美女。身体の前面をむきだしにして、台上にころがされたのに対して、これか
ら加えられようとする嗜虐のかずかずを暗示する恐ろしい道具が彼女を冷たく見下している。
197-27 二、嫉妬の鬼(えと
2) 絶世の美貌の妻を待った平凡な男は、あらぬ嫉妬に悩まされるものだが、自分は醜い容貌でありしかも、妻はホステスのナンバーワンであってみれば、嫉妬の鬼となるのも又当然であろう。これは若くして美しい妻を持つ夫が、その閏房に於て浮気の相手を白状させるシーンである。
197-28 三、鼻料理プレー(えと3)
顔は女性の生命であるが、鼻は又、その大切な顔の中心に位して女性変貌の中心をなすもので、男心をそそる中心でもある。美しい女性の鼻をいたぶるのは、これ又Sマニヤの醍醐味である。大事な鼻をツンと突き出して、身動きもできないように手足を拘束された美女が、今やその鼻、鼻孔を男の
手によって、思うままに料理されようとしているのだ。
197-29 四、涙を舐める男(えと4)
ばっちりと瞠いたつぶらな瞳。房々とした丈なす黒髪は、色白の肌によくマッチしている。乳房や腰部には、むっくりと肉がのっていながら、全体にほっそりとした身体つき。その華奢な裸身をくびるように掛けた麻縄、そして身体を真二つにするばかりに締めつけた革紐の首縄、股間縛。今や皮ムチの鞭打にあって、苦渋に流した大粒の涙を、男はペロペロと如何にもうまそうに舐め続けるのだ。如何にもうまそうに ー。
197-30 五、山小屋の一夜(えと5)
リュックを担いで楽しい山登りの一日が終って、山小屋で一夜の宿泊を求めた乙女。山のけがれを知らぬ清純な空気と同じく、彼女も又、山の美しさに憧れた十九になる清純な処女であった。しかし山小屋の一夜は、彼女にとっては怖しい悪夢の一夜であった。その受難のいまわしい悪夢の一ページが、ここに展開されている。
という事なんですが、この組の2~4の変態性につきましては私の理解の外でございます。
197) 31~35 (しき)「浣腸責め図譜<強制浣腸五態>」
1964年5月号で公表されました(しき)5枚組です。1頁に4組が紹介されております。トップが(しせ)女体切腹図絵で、これはコレクションにございません。(しき)(しえ)(しい)をご覧いただきます。
197-31 一、片足吊り浣腸(しき1)
片足を高々と吊られて、逆さ吊りの女の背部に対してイルリガートルの嘴管が非情に迫ってくる。
197-32 二、いちじくの恐怖(しき2)
革紐で身動きもできない女を抱きあげて、露出した尻へイチジクの軽便浣腸が挿し込まれる。
197-33 三、高圧浣腸(しき3)
後手に縛られてタイルの上にころがされた女体の口には、高圧ポンプのコム管が挿入されている。
197-34 四、五十CC硝子ポンプ(しき4)
カウンターに麻縄で縛られたホステスの盛り上った双丘に狙いをつけガラス浣腸噐のあくどさ。
197-
35 五、大量浣腸(しき5) 医局のテーブルに手足を縛られた看護婦が医師の手でイルリガートルから浣腸を施されている。
197) 36~40 (しえ)「浣腸責め図譜<浣腸緊縛五態>」
同じく1964年5月号の(しえ)5枚組です。
197-36 一、踊子の浣腸(しえ1)
両手と片足を天井から吊られて奇妙な恰好のままイルリガートルから浣腸される踊子。
197-37 二、ヒマシ油(しえ2)
足をバタつかせても縛られた上にヒマシ抽を無理に飲まされて、このあとに来るものが恐ろしい。
197-38 三、迸しる浣腸液(しえ3)
ガラスポンプからグリセリンの原液が腸内へ送り込まれると、激しい便意が身をさいなむ。
197-39 四、浣腸用責衣(しえ4)
お尻のところだけが、ぽっかりと口の視いた奇妙な責衣。液を流しっつゴムが尻に近づく。
197-40 五、両足吊り浣腸(しえ5)
このポーズだったら、イルリガートルの液は、もういくらでも体内に流れ込むだろう。
197) 41~45 (しい)「差恥責め絵巻<異色責めの五態>」
同じく1964年5月号です。
197-41 一、人工妊婦(しい1)
女の腹はもう臨月に近いくらい膨れ上っているが、まだ水はどんどん送られてゆく。ああ。
197-42 二、浴槽の女神(しい2)
後手を括った皮は、湯を吸って噴いちぎれるように痛い。男は荒縄タワシで柔肌をさいなむのだ。
197-43 三、三角木馬の責(しい3)
荒縄で乳房の上下を縛られた女が三角木馬に跨がらされて、呻めきながらムチ打たれている。
197-44 四、全裸の柱抱き(しい4)
真白な豊満な背中から腎部にかけて、むごたらしいミミズ腫れが女に対する激しい責を物語る。
197-45 五、女体洗滌(しい5)
二つ折りの奇妙な形に縛られた女体に、汚れを洗う水が手荒く注ぎかけられる。
197) 46~50 (しお)「四馬孝秘蔵版画集<責められる美女波津子の痴態>」 1964年11月号で発表されています。発売は10月はじめでしょうから、ちょうど東京オリンピックの最中にこの本が出たのかも知れませんね。こういう本は日本の国辱ものだからということで、悪書追放ヤギの箱、ステテコで羽田空港に行くな、挙国一致で東京オリンピックを成功させよう、と大政翼賛会、大日本国防婦人会の再来みたいな騒ぎでしたね。そんな中をこんな雑誌がよくぞ生き残ってくれたと思います。
広告文のトップは以下の通り。
大中判(13×18糎)印画紙焼付→コレクション専用
口絵の制約によって十分その腕を揮うことのできない髀肉の嘆をかこっていた四馬孝氏が、登場の女主人公をすべて全裸に剥いで、美しく目ぎましい秘蔵版をものしました。
<責められる美女波津子の痴態>
大中判五枚一組一〇〇〇円 略号(しお)
197-46 一、恐怖の浣腸責(しお1)

ベッドの上には、白く輝やくような肌にどす黒い縄が無惨にも喰い込んでいる。厳しい後手しばりに身動きもできない波津子、伸びやかな脚を逆エビに持ちあげられし猿ぐつわの下で苦痛にあえいでいる。男の手にした30CCのガラスシリンダーは、今まさにアヌスに迫ろととしている恐怖。
197-47 二、桂抱きの責め(しお2)

斜めに立てかけられた五寸柱をアグラに組んだ足で抱くようにしてあらもなく縛られた波津子。豊かに肉のついた胸や腹が、じかに柱に密着して、大きく開ききった両方の大腿のアグラ縛りの恥しい妙齢の女性にとっても、最もむごたらしい責めである。それだけにS的ムード満点である。
197-48 三、庭のハタカ責め(しお3)

夏草の生い茂る庭の棒杭に、両手をひろげ、左足を高々と頭の位置まで挙げて縛られた奇妙な晒しものポーズ。叢から蚊や蟻が白い肌を這ってくるが、波津子は只、白布の猿ぐつわの下で、ううう、坤めくだけである。最大限に左右に開けきった四肢は、哀れにも自由にできないのである。
197-49 四、イルリガートル(しお4)

皮紐で高手小手に縛られた波津子は、両足首に鉄の足輸をほめられ、その両足を高々と持ち上げらてチエンブロックのフックに掛けられようとしている。1リットルの石鹸液をなみなみと入れられたイルリガートルは、逆立ちのポーズをとらされた波津子の腸内へ、ドクドクと注入されてゆく。
197-50 五、荒縄の股間縛り(しお5)

均整のとれたグラマーの美しい肢体の波津子の腰部には、トゲトゲとした太い荒縄で褌が締められている。鼻孔には火のついた巻煙草が挿し込まれ、荷造用のロープで両手は背後で揃えて括られている。そうだ、波津子の女体が、一つの物体として、非情な男の手になぶられるのだ。
197) 51~55 (しる)「四馬孝秘蔵版画集<可憐な少女加奈子の差恥責め>」
197-51 一、ロウソク責め(しる1)

可憐な美少女加奈子が、この屋敷に囚われの身となって、すで幾日経つであろうか。なよなよとした青い実の裸身には、麻縄がむごたらしく肌を痛めつけ、火のついた百匁ロウソクの焔が、テレビの前で足挙げポーズで縛られた加奈子の頬を襲ってくる。嗜虐的な男の眼が恐ろしい。
197-52 二、アンヨは上手!(しる2)

加奈子は男の可愛いいペットである。全裸に剥かれて、後手高手小手に縛られた上、首と膝頭とを革紐で繋がれ、ヨチヨチと部屋の中を歩かされる。ピンク色に染った繊細な足の指先にカをこめて、転ろげないようにと、懸命に歩こうとするが、縛られた身体は遅々として前へ進もうとはしない。
197-53 三、逆エビ柱吊り(しる3)

夜の縁側の柱に、加奈子の白い身休が逆エビ縛りにされて、柱に宙吊りになっている。スタンドのスポット・ライトが蝋のように白い加奈子の全身を、闇の中で浮彫りのように照らしだしている。肌に喰い込む縄の痛さに、思わず、ああッと挙げる悲鳴を、心地よげに聞く怪しい男のシルエット。
197-54 四、被虐の絶叫(しる4)
後手高手縄縛りの上に、革のベルトの股間縛りで締めつけられて喘ぐ加奈子の右足を無理矢理に挙げて固定しようとする、いやらしい禿頭の暴虐。可憐な加奈子は、あまりのことに悲鳴をあげて絶叫すれば、一層の被虐の念が全身を戦慄させる。そして男にほ快い音楽と聞えただろう。
197-55 五、美しき犠の鑑賞(しる5)
美しい宝石のような加奈子の身動きも出来ない全身を、それこそ足の爪先から髪の毛の一本一本に至るまで、刻明に観案しようという野卑な男の欲望ほ、彼女をして部屋の柱に晒しもののような恰好で括りあげてしまったのである。じろじろとナメクジのような目で全身を眺められる気味悪さ。
197) 56~58 (のゆ)「四馬孝画廊 浣腸美媚態」 1964年11月号で発表されました、「四馬孝画廊 浣腸美媚態」大中判(13×19糎)印画紙焼付 三枚一組 六〇〇円 略号(のゆ)です。
新しい狙いによる四馬孝画伯による浣腸美の極致を最高度に描写し女性の美しさを女体浣腸に求めた芸術的作品
197-56 一、令嬢の浣腸(のゆ1)
美しい令嬢、二人の看護婦に両腕をとられて身動きできぬようにつかまえられ、真白な逞ましいお尻をあらわにされて、百CCの巨大なガラス製浣腸器が医師の手によって迫ってくる。美に対する汚辱のスリル。
これは有名な作品ですね。
197-57 二、BGの浣腸(のゆ2)
診療所の治療室にて、花恥しきビジネスガールが、羞らいながらも、医師の目の前に臀部をつき出して浣腸ポーズをとるという、医療という目的のために、やむにやまれぬ緊縛をうけて、浣腸の祭壇に立たされる美しい女性。
197-58 三、女学生の浣腸(のゆ3)
セーラー服の可憐な少女が、ズベ公とチンピラ達に、よってたかって浣腸される。華々しい真の断層の一場面---。
以上でこの頁を終えます。
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