
108−0) 須川令子嬢 カラースキャン分少し時代を遡りまして、須川令子嬢です。須川嬢は、まだ奇譚クラブの写真の全てには略号が付いていなかった頃。55年10月号で分譲写真にデビュー。組み物では56年12月まで発売されています。
私の手持ち分も褪色が激しく、汚れと劣化で修正に相当苦労致しました。とこ
ろが、中には古い写真は黄ばみがあってこそ値打ちとお考えのかたもいらっしゃろうか? しかし、カラーでスキャンすると修正がさらに大変で、私には無理。そこで、カラーは150dpi.4枚一組でスキャンしたものを無修正でアップし、その後に8ビットグレー300dpi.のものを、綺麗に修正してお目に掛けるものです。
108−1) AS02 須川令子浴室の緊縛プレイ1最初は、56年4月発売のAS02『浴室の緊縛プレイ』(大手札2枚組)と思われる3葉。1枚はきっと59年にR組としてバラ売りされたものの1枚と思います。
108−2) AS02 須川令子浴室の緊縛プレイ2肌が濡れているようには見えないんですが、おっぱいや腕の下の部分に水滴が見えます。
108−3) AS02 須川令子浴室の緊縛プレイ3カラーサンプルで判る通り、この写真は上の2枚とは別で、激しく劣化しておりました。
108−4) AS05 須川令子トイレ五態1随分ハイウエスト、深ばきの黒いズロースです。昭和30年で言うと、こんなのは月経バンドと相場が決まっていたのですが、良く分かりません。もしそうだとすれば、当時の最新型だったかも。何しろこれが『洋式トイレ』と記述されている時代ですから。
108−5) 須川令子トイレ五態2上の写真とはまたシリーズが違うようですが、該当するのは56年4月のAS5、『トイレ5態』ぐらいしか見つかりません。解説は「初めて試みた洋式トイレの中に於ける風変りなアブ緊縛。」となっていますが、どうも自信がありません。
108−6) 須川令子トイレ五態3
108−7) 須川令子腰巻き緊縛156年12月号付録の目録で発表された、ES5『脱がされる娘』5枚組でしょうか? 「一枚又一枚と着物から下着へと次第に剥がされてゆく、その代りに後手に縛った繩は肌にまつわり豆絞りの手拭は猿ぐつわとなって頬もくびれよと締め止げられる。」 豆絞りの猿ぐつわなどが符合します。
108−8) 須川令子 伊達締緊縛珍しい素材による緊縛です。組名は良く分かりません。思い切った修正を施してみると、古典的な階調の美しい画像が再現出来ました。
眉間の傷が気になりますので、再修正しました。微妙なところです、変に修正すると人相が変わってしまう部分です。
108−9) DS4 須川令子 寝乱れ姿156年8月にアナウンスされたDS4『寝乱れ姿』3枚組と見るのが妥当かと思います。
「息もたえだえの猿ぐつわの下、髪ふり乱して、その艶姿をほしいまゝに縄の蹂躙にまかした令子嬢。寝室に於ける緊縛プレイ。」
褪色とまではいかないんですが、随分変色の激しい写真で、それ以外に汚れも酷く、ホワイトスポットよりダークスポットのほうが多いくらいで、修正には困難を極めました。
傷つきー、汚れーた、わたーしでーもー。ナンテ歌がありましたっけ?
108−10) DS4 須川令子 寝乱れ姿2現代に通じるくらい長いまつげです。ギャルの皆さん。50年以上前に、あなたのおばあさん達は結構進んだ化粧をしていたんですよ!
108−11) DS4 須川令子 寝乱れ姿3ちょっとこれ以上の修正はギブアップです。浴衣(寝巻?)の縞模様が邪魔で、必要な修正が出来ませんでした。また、左下部分が汚いんだねー。経堂雅ならおしっこの痕と言うんだろうけど、これは印画紙の汚れ以外の何者でもありません。
108−12) 須川令子腰巻緊縛2相当大きな座敷です。一般家庭で12畳。料亭ならその倍かな。軸の大きさがそれを証明しています。でも出所は不明です。
55年11月のF22組らしき雰囲気を感じるのですが、Fはキャビネ判、これは大手札です。
108−13) 須川令子 股間縛り56年4月号に、AS15『股間しばり五態』5枚組があります。「優美な五つのポーズが、どれもこれもマニアのお気に召す逸品揃い。」確かに優美です。
108−14) 須川令子 腰巻き緊縛3猿ぐつわは7と同じ、お腰は12と同じです。撮影場所はみんな違います。
108−15) 須川令子このページに掲げる新スキャン分はこれでおしまいです。明治生まれのおばあちゃんが、こんな格好で夏を過ごしていました。シミーズとかアッパッパを着て。スリップなんて言葉はずっと後のことだと思います。
何? オマエの喋りは郷愁の思いを損なうですと? モンペを捨てて、家の中ではズロース穿いてシミーズいっちょうで暮らしていた女性。人が来たときだけアッパッパを羽織って応対していたんですよ。戦争に負けた故の女性解放の姿ですよ。人民と女は強かったんです。
須川令子シリーズのスタートありがとうございます。
この人は当時の女性としては長身(たしか163センチ)で脚も伸びやかですね。「別冊奇譚クラブ」の『淫火』『狐火』特集では『須川令子被縛独演集』と銘打った緊縛姿態集が見られます。同特集号は昭和35年(1960)の発行ですから、すでにモデルをやめた後かもしれません。